【2019年亥年版】年賀状って交換できるの?余ったはがき、書き損じはがきを無駄にしない方法

年賀はがきが足りなくなるのが嫌で、出す予定枚数より多めに買った経験はありませんか? また、書くのに失敗してしまった年賀状、いわゆる「書き損じはがき」をそのまま捨てている方も多いのではないでしょうか。

実は、余ったはがきや書き損じはがきを処分せずに有効活用できる方法があります。 ここでは、「無駄になってしまった年賀状の交換方法」について紹介します。

【未使用の年賀状】切手や普通郵便はがきに交換できる!手数料・期限は?【書き損じはがき】

【未使用の年賀状】切手や普通郵便はがきに交換できる!手数料・期限は?【書き損じはがき】

未使用の年賀状や書き損じたはがきは、「切手」や「普通郵便はがき」と交換することができます。 交換場所は、最寄りの郵便局。交換の際、手数料として年賀状1枚につき5円かかります。 この手数料は現金か切手で支払う必要があり、手数料分を年賀状で差し引きすることはできません。

また、書き損じはがきは、販売期間内であれば新しい年賀状と交換できます。 2019年用の年賀状販売期間は、2018年11月1日(木)~2019年1月11日(金)です。 この期間内であれば、書き損じにより年賀状が足りなくなっても、郵便局に行って手数料を支払えば交換してもらえます。

年賀状の交換自体には、特に期限が設けられておりません。 そのため、家に保管してある数年前の年賀状でも「切手」や「普通郵便はがき」と交換することが可能です。

ただし、過去の年賀状を「今年度分の年賀状」に交換することはできません。 例えば、「2018年用の年賀状を、2019年用の年賀状には換えられない」ということです。 たとえ2019年用の年賀状販売期間であっても古い年賀状とは交換できないため、注意しましょう。

郵便局では使わなくなった年賀状を現金に換えることはできません。 特殊切手にも交換できませんが、郵便書簡(ミニレター)や特定封筒(レターパック)ならば交換可能です。

「どうしても現金に換えてほしい!」という方は、金券ショップで相談してみましょう。 未使用の年賀状や書き損じはがきを、1枚20~40円で買い取ってくれる場合があります。 郵便局では現金に換えてくれませんが、こういった金券ショップでの交換方法があるのも知っておくと便利です。

喪中になってしまった場合でも、年賀状をはがきに交換できる

年賀状販売期間内であれば、喪中により使えなくなった年賀状を「無料」で交換してくれます。 すでに完成した年賀状でも、消印がなければ交換が可能です。 誤って別の種類の年賀はがきを買った場合でも交換できます。

これは、簡易郵便局を除く全国の郵便局で交換が可能です。 窓口の方に喪中である旨を伝えて、備え付けの請求書に「住所・氏名・亡くなられた方との続柄」を記入します。

手続きが終われば、持参した年賀状は「通常切手」「普通郵便はがき」「郵便書簡(ミニレター)」「特定封筒(レターパック)」のいずれかに交換できます。 喪中であっても、特殊切手や来年用の年賀状に換えることはできません。

未使用の年賀状でお年玉が当選したら、交換できるの?

未使用の年賀状や書き損じたはがきでも、お年玉付き年賀はがきが当選すれば賞品と引き換えることができます。 また、賞品引き換え後に「通常切手」「普通郵便はがき」「郵便書簡(ミニレター)」「特定封筒(レターパック)」のいずれかに交換することもできます。

お年玉当選後には、はがきの抽選番号にハンコが押されます。 このハンコは「賞品と引き換えしたことを証明する印」のため、切手や普通郵便はがきに交換しても問題ないのです。

そのため、未使用の年賀状や書き損じのはがきは「お年玉の抽せん日以降に交換する」ようにしましょう。 2019年の抽せん日は1月20日(日)であり、賞品との引き換え期間は1月21日(月)~7月22日(月)です。

また、2019年は新元号に改まる年であることを記念して、4/20(土)に2回目の抽選が行われます。 賞品は、特別な切手シートで当選本数は1万本です。 2回目の抽選の賞品引き換え期間は、4/22(月)〜10/21(月)です。

切手や普通郵便はがきに交換するのは、いつでも可能です。 しかし、その交換した年賀状が「実は当選番号だった」という事態も考えられます。 2019年の賞品の1等は、「現金30万円」か「30万円相当のセレクトギフト」です。 せっかく当選しても当選した年賀はがきが手元になければ悔やまれるため、お年玉の抽せん日まで大切に持っておくといいでしょう。

当選数は総数約24億1,281万枚のうち、2,412枚に1等景品が当たります。 下6桁がそろっていれば1等当選であり、100万本に1本が当たるとされています。

2等の賞品は、ふるさと小包などです。 下4桁がそろっていれば当選であり、1万本に1本の確率です。 3等の賞品は、お年玉切手シート。 下2桁ぞろいで当選し、100本に3本の確率で入っています。(手数料を支払えば、切手に交換するなどができるそうです。)

まとめ

使わなくなった年賀状は、「通常切手」「普通郵便はがき」「郵便書簡(ミニレター)」「特定封筒(レターパック)」のいずれかに交換できます。 また、年賀状販売期間であれば、書き損じはがきを新しい年賀状と交換できます。

ただし、交換の際には1枚5円の手数料がかかり、古い年賀状を新しい年賀状に交換することはできません。 喪中であれば年賀状販売期間中に「手数料無料」で交換できますが、来年用の年賀状に引き換えるサービスを行っていません。 交換には何かと条件があるため、注意しましょう。

郵便局では現金に換えることができませんが、金券ショップならば年賀状1枚20円~40円で交換してくれるところがあります。 また、未使用の年賀状や書き損じはがきを、福祉団体に寄付することも可能です。

使わなくなった年賀状には、さまざまな活用方法があります。 余ったから、書き損じたからとごみ箱に捨てず、自分に合った方法で年賀状を活用しましょう。