掲載日:2022.11.07

もうすぐ年末!郵便局で利用できる年賀状印刷サービスとは?

今年の年賀状の予定はもうお決まりでしょうか?

早めに申し込みを済ませたい方にも、年賀はがきの購入や印刷の注文をどうしようかまだ迷っている方にもおすすめしたいのが、郵便局の総合印刷サービスです。

年賀はがきを購入するのと同時に印刷も申し込める総合印刷サービスとはどのような内容なのか、今回は具体的に紹介していきます。

郵便局の年賀状販売はいつから?元旦到着はいつまでに出せばいい?

郵便局の年賀状販売はいつから?元旦到着はいつまでに出せばいい?

お年玉付き年賀はがきの発売は、例年11月1日頃から始まります。購入予約の受付期間は9月上旬~10月末までで、11月1日から購入できます。参考までに、2017年~2019年、および2021年~2022年の販売開始日は、11月1日でした。2020年のみ、11月1日が日曜日のため、10月29日(木曜日)から販売が開始されています。

販売終了は例年1月の第二金曜日になります。年賀状は松の内(1月7日)までに届くように送るため、8日以降は寒中見舞いの時期になりますが、企業間の場合は年明けの始業が7日以降になることもあるため、年賀はがきの発売期間は長く設定されています。

年賀はがきは郵便局の窓口や日本郵便の通販、コンビニエンスストアのほか、大きいスーパーやデパート、家電量販店、駅付近の特設コーナーなどで購入できます。

100枚以上の大量購入をする時は、コンビニエンスストアでは在庫がないこともあるため、郵便局や特設コーナーがおすすめです。郵便局の窓口は営業時間が平日9:00~17:00の局が多く、ほとんどの局で基本土日休みになります。

大きな集配局に設けられているゆうゆう窓口では、24時間いつでも購入が可能でしたが、2022年8月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、平日は7時から19時、土日および休日は7時から18時までの対応となっています。ただし全国の主要73局においては、2021年4月1日以降、平日の窓口の営業終了時刻が、19時から21時に延長されています。

[ 参考 ]
年賀状の引受は何日からですか?:https://www.post.japanpost.jp/question/140.html(日本郵便株式会社HP)
新型コロナウイルス感染拡大防止のための対応について:https://www.post.japanpost.jp/notification/productinformation/2020/0415_03.html(日本郵便株式会社HP)

年賀状引き受け開始と元旦到着の投函推奨時期

年賀はがきの引き受けは、例年12月中旬頃から始まります。2021年は12月15日からでした。引き受け開始より前に投函した場合、普通の郵便物として通常の配達日数で年内に届けられるので注意しましょう。

元旦に届けたい場合は、例年12月25日前後が締め切りになるので忘れないように投函しておきましょう。以降の投函は年明け2日目以降の配達になります。

郵便局で購入できる年賀状の種類

郵便局で購入できる年賀状の種類

郵便局で購入できる年賀はがきには、紙質や印刷の違いからいくつかの種類があります。それぞれの種類や特徴を見ていきましょう。

郵便局で購入できる年賀はがきの用紙の特徴

郵便局で年賀はがきを購入する場合、無地、もしくは絵入りのはがきから選ぶことができます。

無地のはがきには、普通紙のほかに、インクジェット紙、インクジェット写真用紙があります。用紙の種類によって宛名面のデザインが異なり、無地には、縁起の良さあらわす文様の瑞雲と青海波、そしてそびえる富士山が描かれています。インクジェット紙とインクジェット写真用紙は、それぞれうさぎをモチーフにした、遊び心のあるデザインとなっています。

■用紙の特徴

● 普通紙 :手書きやレーザープリンターで印刷に適している(63円/枚)
● インクジェット紙 :インクジェットプリンターで印刷に適している(63円/枚)
● インクジェット写真用光沢 :写真入り年賀状の印刷に適している(73円/枚)

年賀状の印刷方法や、デザインの種類によって用紙の選択が異なります。手書きやレーザープリンターで印刷する場合は普通紙が最適です。レーザープリンターであればモノクロはもちろん、カラーでも使用できます。

インクジェット紙はインクジェットプリンターで鮮明に印刷できる用紙です。光沢紙や半光沢紙ではなく普通の紙なので、イラストはきれいに印刷できますが、写真はやや鮮明度に欠けます。

インクジェット写真用紙は、インクジェットプリンターで写真の多い年賀状をきれいに印刷する用紙です。写真品質で印刷できる反面、他の2種より1枚あたり10円高くなります。

【2023年版】郵便局で購入できる年賀はがき

■キャラクターはがき

● キャラクター年賀はがき :キャラクターが印刷された年賀はがき(63円/枚)

ディズニーの人気キャラクターが印刷された年賀はがきです。2023年は、前年に続きくまのプーさんが登場します。卯年にちなみ、ラビットが畑で収穫したニンジンを、プーさんたちに配っている可愛らしいデザインです。

■寄付・広告付き

● 寄付金付絵入り年賀はがき :寄付金5円が含まれている年賀はがき(68円/枚)

寄付金や企業広告が含まれる年賀はがきです。寄付金付きの場合、1枚あたり5円の寄付金が加算されています。

なお、寄付金付き絵入り年賀はがきには、全国の郵便局で販売される全国版と、地域限定で販売される地方版(27種類)があります。

2023年の全国版は、宛名面には南天や松竹梅など縁起の良い植物が並び、通信面は、南天を背景に、うさぎがおもちをついている様子が描かれています。紅白の色味が目をひく、縁起の良いデザインとなっています。

また地方版は、それぞれの地域の名所や、シンボルとなる植物が描かれ、個性が光るデザインです。地方版は、各地域の郵便局に加え、郵便局のネットショップでも購入することができます。

● 広告付き年賀はがき :宛名面の下部に企業などの広告が含まれている年賀はがき(58円/枚)

広告付き年賀はがきは、宛名面の下部に企業や自治体、団体などの広告が印刷されており、広告料金の分、1枚あたり5円が減算されています。

2023年の広告付き年賀はがきには、自治体の出稿による、地域の名所や名産をPRするデザインが多く登場しています。

なお、広告付き年賀はがきには、インクジェット用紙が使用されています。

郵便局の総合印刷サービスってどのようなことができるの?

郵便局の総合印刷サービスってどのようなことができるの?

総合印刷サービスでは、年賀状、喪中はがき、寒中・余寒見舞い、暑中・残暑見舞いのほか、挨拶状や名刺の印刷ができます。

オンラインまたは郵便局で配布されているカタログからデザインを選ぶことで、簡単に年賀状の印刷を注文することができます。また、オンライン注文であれば自分でデザインすることもできるので、オリジナルの年賀状を印刷することも可能です。

無料の会員登録をしなくても注文することができますが、登録すると投函代行(無料)や宛名印刷(有料)、マイ画像BOX(無料)などの便利なサービスが利用できます。

宛名印刷は別途料金で、基本料金1,100円+年賀状1枚につき31円になります。投函代行と組み合わせて利用することで、注文から投函までワンストップで簡単に年賀状発送を済ませることができます。

参考:https://www.post.japanpost.jp/send/create/index.html(日本郵便株式会社HP)

年賀状アプリ「はがきデザインキット」とは?

年賀状アプリ「はがきデザインキット」とは?

はがきデザインキットは、日本郵便が提供する無料の年賀状作成アプリです。デザインだけでなく、印刷・配送サービスの注文もでき、さらに自宅やコンビニエンスストア印刷にも対応しています。

なにより便利な機能が、SNSやメールで、住所を知らない相手にもはがきが送れる点でしょう。オンラインの友人と実名や住所を交換しなくても年賀状を送りあえるのは、日本郵便ならではのサービスです。

郵便局の総合印刷サービス利用時の注意点

郵便局の総合印刷サービス利用時の注意点

とても便利な総合印刷サービスですが、利用時にいくつかの注意点があります。

まず、はがきの持ち込みはできません。注文時にはがきも同時に発注することになります。また、宛名印刷ありの場合は、ネット印刷の平均よりもやや印刷料金が高くなる傾向にあります。

豊富なはがき商品がありますが、宛名印刷ができない商品があることも注意したい点です。

年賀状をPCやアプリで作成するなら!ブラザーの年賀状テンプレートやアプリもおすすめ!

ブラザーの年賀状テンプレートやアプリもおすすめ!

総合印刷サービスではオリジナルデザインの年賀状も印刷できます。そこでPCやアプリで年賀状デザインを作成するなら、ブラザーの年賀状テンプレートやアプリを利用してみてはいかがでしょうか。

PCで作成

完全無料・フリーで使える年賀状作成サービス「Web年賀状キット2023」は、とにかく簡単に年賀状が作れることが魅力です。

年賀状専用ソフトを持っていなくても、Webページで作成が勧められます。さらに年賀状用の住所録を読み込むことで、宛名印刷まで簡単に完了することができます。

スマホで作成

ブラザーの提供するブラザー製プリンター専用アプリ「いつでも はがき・年賀状プリント」アプリを使用すると、スマホでも年賀状デザインを作れます。

約400種類の豊富なデザインテンプレートと170種類のスタンプを組み合わせることで、たった3ステップの操作でオリジナルの年賀状デザインが完成します。スマホの中にある写真も簡単に使えるので、写真の年賀状も手軽にデザインできることもポイント。

さらに住所録を使えば宛名まですぐに設定ができるので、パソコンがないけれど年賀状を作りたいという方にはもってこいです。

印刷におすすめのプリンター

自宅で年賀状を印刷しようかなとお考えの方におすすめしたいのが、ブラザーの大容量インクカートリッジ搭載モデルです。

DCP-J1200NDCP-J4140Nは大容量インクカートリッジに対応しているので、ご自宅でも100枚単位でフルカラーの年賀状が手軽に印刷できます。

また、自動両面プリントなので、宛名印刷までワンタッチ。コストパフォーマンスが高く、お手軽に年賀状を作成できます。

まとめ

年賀状の印刷に迷っている方には郵便局の総合印刷サービスがとても便利です。はがきの購入からデザイン、印刷、投函代行までワンストップで完了するので、忙しい方でも申し込みも簡単に済ませられるのが嬉しいポイントです。

しかし、難点としてはどうしても一枚あたりのコストは高くなってしまうこと。コストが気になる方は、アプリから簡単に印刷ができるブラザーの年賀状アプリとプリンターもご検討ください。

※この記事の内容は、2022年9月現在のものです。
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